オリエンタル原宿について

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3 / 8 アンティークデビュー

ある日のアンティーク市…いつものように露天を覗いていたら、陶器のダンボに出合った。
私は大の象ファンで、アフリカにも何度も見に行っているし、象の形をした物が大好きで、
コレクションも結構ある。自分で買った物もあるし、私の象狂い(?)を知った友人知人からの
プレゼントもある。そんな象好きな私がこれまた一目惚れした。

聞くところによると1950年代に作られたもので、金額は90ユーロとのこと。
私にとってはそんなことはどうでも良かった。アンティークとして価値があるとか、
これが本当にその時代に作られたのか、この値段が高いのか安いのかもどうでも良かった。
とにかく手に入れたかった。
多くの店はクレジットカード払いが出来るが、この店はキャッシュのみでの支払いとのことだった。
海外暮らしでは、犯罪を考え、出来るだけキャッシュは持ち歩かない。
そこであるだけのキャッシュを出し、ポケットのコインも併せ、それでも80ユーロに届かない。
もう1セントでもバックのどこかにないかを探していた私に店のオーナーは、『紙幣だけでいいよ』と
75ユーロだけを受け取り、そのダンボを譲ってくれた。
私のアンティーク市での初めての買い物である。

とにかく何でも売っている。誰が書いたか分からないラブレターから、
色褪せたこれまた誰だか分からない写真、それに古い雑誌やレコード。
ダンボの後には、戦前に日本を海外に紹介するパンフレット、
坂本九が歌う『上を向いて歩こう』のイタリアで販売されたドーナツ版を買った。
その値打ちがどうというより、自分が興味を持ったからだ。


2009/07/18

4 / 8 ショッピングも情熱的に(?)

私にとってはアンティークがどうというより、自分が興味を持ち、自分の価値観で値段に納得すれば、
十分にこの市を楽しめる。
コットンのテーブルクロスや寝巻きも売られ、買う方も我を忘れて(?)夢中である(写真のご婦人)。


2009/07/18

5 / 8 食べ歩き、飲み歩きも楽しい!

周囲にはレストラン、バー、カフェも並んでいるので、食事をしたり、ビールを飲んだりして休憩し、
ジェラートを食べ歩きしながら、この市を楽しめる。


2009/07/18

6 / 8 暑い暑い!ほとんどの場所にクーラーなし!

通この日は35度を上回る暑さだったので、昔の共同洗濯場跡で涼む人達も見かけた。
暑くて募金活動をする人もこの通り。


2009/07/18

7 / 8 下町最高!

ミラノに旅をしたら、ファッションでお洒落な地区もいいが、こんなミラノの下町のそぞろ歩きも
楽しい。


2009/07/18


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