
3 / 8 アンティークデビュー
ある日のアンティーク市…いつものように露天を覗いていたら、陶器のダンボに出合った。
私は大の象ファンで、アフリカにも何度も見に行っているし、象の形をした物が大好きで、
コレクションも結構ある。自分で買った物もあるし、私の象狂い(?)を知った友人知人からの
プレゼントもある。そんな象好きな私がこれまた一目惚れした。
聞くところによると1950年代に作られたもので、金額は90ユーロとのこと。
私にとってはそんなことはどうでも良かった。アンティークとして価値があるとか、
これが本当にその時代に作られたのか、この値段が高いのか安いのかもどうでも良かった。
とにかく手に入れたかった。
多くの店はクレジットカード払いが出来るが、この店はキャッシュのみでの支払いとのことだった。
海外暮らしでは、犯罪を考え、出来るだけキャッシュは持ち歩かない。
そこであるだけのキャッシュを出し、ポケットのコインも併せ、それでも80ユーロに届かない。
もう1セントでもバックのどこかにないかを探していた私に店のオーナーは、『紙幣だけでいいよ』と
75ユーロだけを受け取り、そのダンボを譲ってくれた。
私のアンティーク市での初めての買い物である。
とにかく何でも売っている。誰が書いたか分からないラブレターから、
色褪せたこれまた誰だか分からない写真、それに古い雑誌やレコード。
ダンボの後には、戦前に日本を海外に紹介するパンフレット、
坂本九が歌う『上を向いて歩こう』のイタリアで販売されたドーナツ版を買った。
その値打ちがどうというより、自分が興味を持ったからだ。
私は大の象ファンで、アフリカにも何度も見に行っているし、象の形をした物が大好きで、
コレクションも結構ある。自分で買った物もあるし、私の象狂い(?)を知った友人知人からの
プレゼントもある。そんな象好きな私がこれまた一目惚れした。
聞くところによると1950年代に作られたもので、金額は90ユーロとのこと。
私にとってはそんなことはどうでも良かった。アンティークとして価値があるとか、
これが本当にその時代に作られたのか、この値段が高いのか安いのかもどうでも良かった。
とにかく手に入れたかった。
多くの店はクレジットカード払いが出来るが、この店はキャッシュのみでの支払いとのことだった。
海外暮らしでは、犯罪を考え、出来るだけキャッシュは持ち歩かない。
そこであるだけのキャッシュを出し、ポケットのコインも併せ、それでも80ユーロに届かない。
もう1セントでもバックのどこかにないかを探していた私に店のオーナーは、『紙幣だけでいいよ』と
75ユーロだけを受け取り、そのダンボを譲ってくれた。
私のアンティーク市での初めての買い物である。
とにかく何でも売っている。誰が書いたか分からないラブレターから、
色褪せたこれまた誰だか分からない写真、それに古い雑誌やレコード。
ダンボの後には、戦前に日本を海外に紹介するパンフレット、
坂本九が歌う『上を向いて歩こう』のイタリアで販売されたドーナツ版を買った。
その値打ちがどうというより、自分が興味を持ったからだ。

2009/07/18