オリエンタル原宿について

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3/10 Something Special を求めて

何処の町に行っても、私は第一日目はとにかく歩く。
地理を把握するのもそうだが、一日目は何を見ても新鮮で珍しく見えて、そんな目は自分の物とて
信用が出来ない。
友人がヨーロッパに来ると、初めの数日は誰を見ても「素敵!」と連発してキョロキョロするが、
買い物こそ第一日目には絶対にしない。
自分に珍しい物でも2〜3日すれば、それがその土地ではどこでも売られていて特別ではないこと、
同じ品物でもお店によって値段がバラバラであることを知るからだ。
とにかく目を慣らし、冷静になってから買い物はするべきだ。

前にもお話したが、私はsomething special が大好きだ。
それはブランドである必要も高価である必要もない。
しかし、ブランドであっても特別なデザインで、ディスカウントショップなんかで決して売ってはいない物は
これまた好きである。
流行していて誰でもが持っている物を持ったり、身に付けたりする気はない。
正反対に多くの人が持っていないものに惹かれる。
だからこそどこの国のどこの町に行っても、そんなsomething specialを求めて歩き回る。
歩く距離は半端ではない。
ジムではほぼ毎日、マシーンで3キロは歩いて鍛えていても、後で筋肉痛に悩まされるくらいである。

今回の私のゲットしたsomething specialのベスト1は、ラブレターのハンカチーフである。
女性が愛する男性に、愛の言葉をハンカチーフに刺繍して送ったとのこと。
ガイドブックに載ってはいたが、どこにでも売っているものではなかった。
そして、やっと見つけても思ったより値段が高い上に、内容が今ひとつピンと来ない。
そこで最終的に選んだのは『私の心の鍵を受け取って下さい』という内容が刺繍されたハンカチーフである。
このお店では、作者の写真とそのハンカチーフの由来などの情報が載ったプリントもくれた。
ブラジル、リオ出身の女性の店員さんとは、ポルトガル語で刺繍されたラブレターを英語に
訳してもらう内に話が弾んだ。
「これプレゼント用に包む?」と彼女。
ラテン文化に慣れている私が「これをプレゼントする男性はまだ決めていないわ」と答えると、
「そうよね。ゆっくり考えた方がいいわ。
この店を出たすぐ後に出会うかもしれないし、明日かもしれないし、どこか異国かもしれないしねぇ」と
と言って簡単に包み、私に渡した。
私にとっては品物だけではなく、彼女との会話も含めて、思い出深いsomething specialな一品である。

ラブレターなんて言う言葉も聞かない、コミニュケーションがメール主体の現代社会だからこそ、
ロマン溢れるこのハンカチーフに惹かれたが、こんなプレゼントをもらって喜ぶ男性は今時いるのだろうか??
当分は私の宝物として取って置こう!

写真:左…ラブレターのハンカチーフ。
   真ん中…お土産屋さん
   右…ポルトガルで有名なコットン製品。元気の出そうな色合いです!


2009/08/17

4/10 HARD ROCK CAFE, リスボン店

それにしても日差しがもうアフリカ?と思うほど強い。
歩いていて見つけた見慣れた看板『HARD ROCK CAFE』。
日本にも支店はあるが、矢張り私は海外の支店のムードが好きである。
行ったことにある支店の中で、一番好きなのはスコットランド、エジンバラ店である。
コレクション、音楽が私の好みであることと、お店の雰囲気が良い。

ブログでご紹介した中では、パリ、マドリッド店に行った。
ブカレストは時間切れで行けずに残念。
ブタペストは、『HARD ROCK CAFE, BUDAPEST』というTシャツはあちこちのお土産屋さんで売られているが、
支店はない!!

リスボン店に入ると、店員さんのすこぶる笑顔と明るさがラテンを感じる。
彼らは英語も堪能なので、すぐに話が弾む。
見るからにコレクションも興味深く、音楽も私の好み。

天井からぶら下がるキャディラックと思われる車が豪快である。
世界共通メニューも味が分かっているので安心だ。
ポルトガル料理の前にスペアリブとブラディメアリーを堪能。

写真:左…『HARD ROCK CAFE』 笑顔の素敵なとびっきり明るい店員さん。
リスボン店のビアグラスをもらいました。
   真ん中…天井に車??
右…迫力のブラディーメアリー


2009/08/17

5/10 ポルトガル料理 (1) と一杯飲み屋さん?

Arroz de Polvo(タコのリゾット)がテーブルに運ばれてきた時には、「オーダー失敗?」かと思った。
何しろ見栄えが悪い!
恐る恐る口に入れてみると、印象は180度変わった。
美味しい!!!タコも柔らかい。また食べたい一品である。(写真左)

ポルトガル語の名前は忘れたが、海老のガーリックチャーハンのような一品。
海老のプリプリ感が堪らず、日本人の口には合うのでは?!
(写真真ん中)

さくらんぼのお酒Ginja−ジンジャは甘い口当たり。最後にショットグラスに沈むさくらんぼを
食べられるのがウレシイ。
しかし一杯だけで止めておく。この暑さでは酔いそうだ。
立飲みで、ほとんどの人達はお店の外で飲んでいるので、本当に小さくて見失いそうな店構えである。
(写真右)


2009/08/17

6/10 ポルトガル料理 (2)

一日ベルンに行った。
リスボン市内からタクシーに乗っても近いし、値段も東京のように高くない。

決して高級な食事ではないが、Caldo Verde(ポテトスープにキャベツを入れて煮込んだ物)に(写真左)
いわしの炭火焼き(写真真ん中)。それに冷えたサングリア(写真右)が加わり、どれも美味しくて
至福の時間。

真っ青な空の下で、川と海の風に吹かれての時間……。疲れもストレスも吹っ飛ぶ!
東京の友人知人に「いつも元気がある」「パワーがある」と言われることが多いが、
こういう時間こそが私にパワーを与えてくれる。


2009/08/17

7/10 ベルンでのひと時

昔訪れた時の面影はなかったが、大航海時代に貢献した人物が並ぶモニュメントは、
未知の国の発見を目指し、大海原に乗り出して行った男達のロマンを再び感じる。
(写真左、真ん中)
ジェロニモス修道院の辺りを散策。リスボンの喧騒を離れ、心が安らぐ。
(写真右)


2009/08/17


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