不動産とタンザニアのボランティア事業　オリエンタル原宿
東京都渋谷区神宮前4-17-8 オリエンタル原宿101

私は自分が気に入った物しか買わない。たまたまそれが流行物だったりブランド品だったりすることも稀にあるが 流行っているから、ブランド品だから、安いから…という理由で買うことはない。逆に露店の100円200円のものでも気に入ればそれで良い。
益してヨーロッパに住んでいれば、日本で騒がれるヨーロッパのブランド品も国産品感覚になる。それより何よりSomething specialが大好きである。
そこで今回出合ったのが、83歳のお婆さんの全てハンドメイドのお人形さんである。そのお店たった一軒だけで売られていて、高齢で沢山製作出来ない上に後継ぎもいないとのこと。
お店にあったのは全部で5体のみ。
その話を聞いて、歩いて歩いて私は目にするお土産屋さんは全て見た。
これだけ数多いお土産屋さんがあっても、このお人形さんだけは目にすることはなく、私は買うことを決めた。
一つは私のコレクションのため、もう一体は養子？に出してもいいので買った。同じモデルがもう一体と、ハンガリアン刺繍のない素朴な男性とまた違う表情の女性の合計5体だけであった。ルーマニアで買ったお人形やブタペストのいたるお土産屋さんで見るお人形さんも、日本で見れば珍しいかもしれないが、現地に行けばどこでも買えると言うのは、私の宝物になりえるSomething special に少し欠ける。
歩くのは日頃から鍛えているが、このお人形さんを買った後はへとへとであった。
しかし苦労して手に入れる……だから私にとってSomething Specialの価値がある。
前途のレストランの値段からすると確かに高価ではあるが、観光客相手のお店の高いお土産品と比較すればこの素晴らしい作りでは大満足である。
（お土産屋さんのお人形さんと是非比べて下さい。胴体もハンガリアン刺繍も全てハンドメイドで、まつ毛もちゃんとあります。この素晴らしさが写真で皆さんに伝わると嬉しいのですが……）

（ハンガリーの通貨はフォリントと言いますが、国外に持ち出しが出来ないので、出発の際の買い物の際の支払いに使用しましたが、足りない分はユーロで支払いが可能でした。しかし空港の中に入ると免税品しかなく、ハンガリーの民芸品などは一切売っていなかったので、最後のお買い物を空港で…なんて思う方は要注意です）

ではハンガリー、ブダペストより Ｖｉｓｚｏｎｔｌａｔａｓｒａ！
（ハンガリー語で”さようなら”）

２００９年４月某日

2009/04/20

追伸：前回のブカレストからミラノに帰る日、イタリア、アブルッツォで大地震があり多くの方が犠牲になりました。（合掌）ご心配頂きご連絡を下さった方々有難うございました。
ミラノは揺れも感じなかったようです。

Ｏさん、ブダペスト到着と同時に、ハンガリー語での挨拶で始まるメールを頂き有難うございました。
従兄弟の奥様がハンガリーの方とはこれまた偶然。
ワイン情報も頂き参考になりました。あなたのような方が一人でもいらっしゃると言うことで、このブログを始めて
良かったと思っています。
どうぞこれからも私の旅をサポートして下さい。

さて旅のブログも第四回目を迎え、ブログを書き始めたことで、私の旅も一層充実したものになりました。
私の旅の目的は、観光やブログを書くネタ探しが主ではないので、あくまでも余暇の私自身の旅日記です。
経験を活かし、数多いガイドブックにはない視点で旅をお伝え出来たらと思っています。
また旅は楽しいだけではありません。ツアーでもなくこうした個人旅行の際には、自分なりの旅行中のリスクを避けるためのルールが山ほどあります。
どれだけ旅を重ねても、同じものさしで計れる国はなく、犯罪のない国もありません。
犯罪の手口も数知れずにあります。このことは旅の初心者の方にはとくと知っておいて頂きたいです。
旅をしていると大変無防備な日本人観光客の姿を多く目にします。
旅の裏話もいずれさせて頂きますが、こうして楽しいブログを残すにはいくつかのハードルも越さなければなりま
せん。ハードルを越えてこそ、そこで起きた数々の嫌な思い出が楽しい思い出になります。
これからも旅のブログでは楽しい話題をお伝え出来るように、慣れに甘えずに、いつも緊張感を持って旅をしたいと思っています。


ブダペストで見つけた「日本」

2009/04/20

“Ｂｕｎａ　ｚｉｕｎａ！”（ルーマニア語で”こんにちは”の意味）

パリからミラノに戻ったら、ミラノも連日曇りで時より雨。こう毎日太陽を見ないと憂鬱であるが、ブカレスト出発日にやっと太陽が出た。
前回と同じく、ミラノ、カドルナ駅よりマルペンサエキスプレスに乗る。何のアナウンスもなく、出発のベルが鳴ることもなく、時間が来ると静かに電車は走り出す。
これに慣れると、東京の駅の何度も繰り返されるアナウンスやベルの音は、親切で有り難い反面、時には
耳障りだ。
少し走ると車窓にアルプス山脈が見えて来る。まだまだ雪山が多い。
線路脇のあちらこちらには桜が咲いている。
それにしてもここ数日、花粉症がひどい上にパリで風邪を引いたらしい。喉が痛かったり、痒かったり、咳も出る。
ブカレストでは花粉症はどうだろう？

2009/04/10

ルーマニアには初めて行く。私にとっては50数カ国目の国だ。
マルペンサ空港から2時間半飛び、ブカレスト、オトペニ空港に着く。荷物を取り自動ドアを出て、ルーマニアに第一歩を踏み出し最初の印象は…『あら！ハンサム』………ごめんなさい。ルーマニアの印象より先に、ホテルまでのドライバーに目が行った。
黒髪に大きな黒い瞳。綺麗な発音で英語を話す時のシャイな感じは、私の仲間のあなた！
あなたのタイプです！こう言うと、女性の仲間達は『私かしら？』と心ときめかすだろう。
女性が男性に興味を持つのはその逆に負けない。
ただ、女性は男性のようにそれをあからさまにしないだけである・・・。
アッ！しかし、それはそれぞれの国のメンタリティーによるのかもしれない。
こういうことが言えるのも、色々な国籍の女友達のお陰？である。
（女性仲間の方々からの非難は覚悟しています…ドライバーの写真撮っていません！ごめんなさい！！）

お待たせしました！ブカレストに第一歩踏み出した印象は…何しろ暑い！まるで初夏のような日差しだ。
パリでの日々がかなり寒かったので、ダウンジャケットまで持って来たのに…。
クーラーの効いた車でホテルへ。

2009/04/10

広い道路の両脇には、満開なさくら、さくら、また桜。
かなりの数咲いている。

2009/04/10